照葉峡(てりはきょう)

照葉峡は、群馬側からは湯ノ小屋温泉から木の根沢をさかのぼった上流にある。

湯ノ小屋温泉から坤六峠・鳩待峠方面に約5kmに亘って俳人、水原秋櫻子が

命名した白い龍が川面を踊るように見えるという白龍の滝や、

水量の加減で川面に映る木々の緑が翡翠色に見える翡翠の滝等

大小11の滝が続いているが、車で走ると滝と気づかないで通り過ぎてしまいそうです。

 

渓谷の紅葉はとても綺麗で、今まで見た紅葉の中でも最高クラスの色彩でした。

道路はところどころ狭いのですが、平日なら問題なく通行できます。

途中何カ所かある駐車場や道幅が広くなったところで駐車して思い思いに

写真を撮ったり、照葉峡の横を流れる渓谷の滝を散策することもできます。

流石に観光バスは来ていません。マイクロバスが時々来ます。

滝については、下記URLからどうぞ。
http://www.pension-mokuba.com/kouyou/teriha.html
 

照葉峡の写真は、こちら

湯ノ小屋温泉を過ぎると、奈良俣ダム。

ロックヒルダムといい、コンクリートを使わない石を積み上げたダムです

少し下って右手に入るとTEPCOの須田貝発電所(ここにはPR館があり、

いろいろな展示があり時間が合えば内部の見学も出来ます。)

 

余談になりますが、リタイヤ後の私の兄貴が

ここの館長をやっていた時期がありました。

 

須田貝発電所の脇からしばらく登ると以前渇水で東京の

水がなくなると大騒ぎになった矢木沢ダムがあります。

この須田貝と矢木沢の間の紅葉もいいとのことですが

今回はどちらも素通りです。湯桧曽で風呂に入ることも

考えましたがすでに17時です。真っ直ぐ帰ることにして

関越道・水上ICより乗って帰りました。

埼玉に入ったあたりからまた雨が降り出しました。

 

我々は、目的地でひどい雨に降られたことはありません。

いつも連れて行ってくれる人は、雨が降っても「あいにくの雨」とは言わず、

雨の時は雨の時で風情があり、それもそれでいいと「恵みの雨」と

いう人なのでお天気も味方してくれるのでしょうか?