2007/ 6/19
雄 国 沼
下線部分は、クリックすれば大きい画像を表示します
6月18日(月)に福島県耶麻郡北塩原村の雄国沼(おぐにぬま)へ行って来ました。
沼の所在地は北塩原村ですが行くには喜多方市側からしかないようです。
大まかな位置関係は、会津磐梯山の西、やや北と言うところです。
5時過ぎに出発、東北道回りで磐越道・磐越河東ICで下り、地元の
観光課で道順を聞いたのですがよく解らず、矢印があり「雄国沼」の標識があり
「通行規制あり」の看板はあったのですが規制なら通れるだろうと行ってみました。
山道をしばらく行ったところで規制でも通行止めの規制でした。
「通行止め」と書いてあれば行かなかったものを。
あとで分かったことですがシーズン中はシャトルバスの
運行をして他のルートは閉鎖になるのでした。
もう一度、電話で確認し、しばらく行くと別の登り口がありました。
チョット走るとシャトルバスの乗り場につきました。
そうです。ここは、日光と同じでバスに乗り換えないと
沼までいけないのです。
ただし、ここのバスは低公害バスではなく普通のバスでした。
もっとも、ここがシャトルバスになったのは
道が狭いのでシーズン中の交通渋滞からのようですが。
9:50のバスにぎりぎり間に合いました。
じつは、我々のために2〜3分遅れたのですが。
バスはアエギアエギ登って25分で金沢峠という鞍部に着きます。
ここに沼全体を見渡せる展望台がありすばらしい眺めです。
そこから沼畔までは木造の階段を下らなければなりません。
非常によく整備されていて結構急なところもありましたが
それほど苦にはなりませんでした。
峠には、沼(植物?)の監視員がいてなぜか木々、草花の
解説をしながら同行しました。(荒らされるのを警戒してでしょうが)
行った目的は、レンゲツツジでしたが、ツツジはほとんど終わり
でしたが、コバイケイ草が満開でした。
それに日光キスゲが咲き始め(1〜2分と言うところか)
ツツジの赤(橙)、コバイケイ草の白、日光キスゲの黄色
とそれほど大きな沼ではないが様々な色の花を
いっぺんに見ることができました。
チョット遠くでしたがワタスゲも白く見えていました。
これからしばらくすると日光キスゲで草原が
黄色いジュータンを敷いたように真っ黄色に染まるそうです。
我々が歩いたコースはごく一部でしたが10:15 峠着。
10:30 頃から歩行開始、11:30 峠に戻り、11:40 峠発のバスに
乗りましたのでノンビリでしたが約1時間で一回りできました。
バス終点の金沢峠の眺望はすばらしく、
片や、雄国沼・猫魔岳、磐梯山は頭がチョッピリ、
片や、喜多方市(眼下は塩川)方面が一望できます。
眺望の遠方には阿賀野川がかすんでほんのり見えます。
そして、峠にいた地元の人の解説によると喜多方市塩川
(旧塩川町)の名前の由来など聞きました。
むかし、日本海の塩を阿賀野川を船で上って来て
この塩川で荷揚げをしたので塩川になったとか。
そういえばここの川は日本海に注ぐのでしたね。
帰りは、運転手が方向が分からなくなり、喜多方方面を適当に
走って昼食場所を探していたところちょうどいい公園がありました。
なんとそこは、河沼郡湯川村(湯川さんの村?)でした。
公園の名前は、「湯川村桜づつみ公園」とありました。
東屋、ベンチ、水道、トイレ等完備で、山ツツジが満開でした。
昼食後しばし休憩し、14時過ぎ走り始め、磐越河東ICから
高速に乗り、帰りは磐越道から常磐道周りで帰りました。
19時45分頃到着できました。以上の文を読んでいただいた方々
運転手さん、一緒に行ったみなさん、お疲れさまでした。