2012年12月 6日 更新
富士山と白鳥とスカイライナー
2011年10月31日から11月13日頃まで富士山を追いかけました
ご存じと思いますが、「ダイヤモンド富士」です
富士山に太陽がかかって 出てくる、または、沈んでいく状態です
よく見るのは、元日のダイヤモンド富士を本栖湖や田貫湖で
撮った「初日の出」のダイヤモンド富士ですね
しかし、ここ千葉県でも条件が良ければ日没の
ダイヤモンド富士が見えるのです
それが、1月末から2月初めと10月末から11月初めにかけてなのです
なぜ、ダイヤモンド富士を追いかけ始めたかというと
たまたま友人に日没とシルエットの富士山の写真を送ったところ
友人は、「ダイヤモンド富士」を追いかけているが電線や鉄塔が入ってしまって
なかなか いいところがない、いいところがあったら教えてほしいとメールをもらいましたが
添付されてきた写真にはすばらしい「ダイヤモンド富士」が写っていました
千葉の海岸からのようで前方は海ですから何も障害物はありません
ということで、どこかこの辺で電線・鉄塔が写らない場所はないかと
探しに出かけたのがきっかけです
上の条件で場所を探すとやはりなかなかないものです が
20Kmほどのところに絶好の場所を発見しました
あとは条件次第ですがこれがまたなかなか大変
日にち、時刻はもちろん、方角、気象条件等々
日にち、時刻が良くても気象条件が悪ければダメです
そんなことで、何日も通うことになってしまいます
2011年10月29日
近くの東関道橋上から見た日没(右の写真にうっすらとシルエットで富士が)
ダイヤモンド富士はすでに過ぎている(今は 太陽は左にずれていきます)
2011年10月31日
うちの近くではすでにダイヤモンド富士になる日は過ぎているので
ダイヤモンド富士になるとすれば北方向になります
利根川の堤防なら見晴らしはいいだろうと移動してみました
途中に、印西市(旧本埜村)に白鳥の来る田んぼがあるので見ていきました
数えたところ、まだ19羽でした
最盛期には、数百羽になるんですが
茶色いのは、幼鳥 こちら、真っ白は、成鳥
絶好の場所が見つかりました
近くに電柱、電線、遠くを見ても鉄塔らしき物も見えません
しかも、手前に小さな池のようなものもあり絵になりそうです
しかし、この日は太陽はよく見えましたが肝心の富士山は見えず
ここでもダイヤモンド富士は過ぎていて見えてもおそらく太陽の右手と思われるのだが
2011年11月 1日
太陽がどちら側へ動いているかもあやふやで確認のため条件もよさそうなのでこの日も出かけました
通り道なのでこの日も白鳥を見ていきました
数えてはいませんが何羽か増えているようでした
このときは、今日も無理かな・・・?という感じでしたが
太陽が沈むにつれて暗くなってくると、見えました!富士山が!!
しかし、予想に反して太陽の左手です?
ここまで来るだけでこんなに位置が違うものなのか想像していませんでした
日没後は、富士山がシルエットできれいに見えました
2011年11月 7日
ダイヤモンド富士になるには、タイミングが微妙なところですがチョット早めにでて、
途中、成田・スカイアクセス「スカイライナー」を撮れる場所探しをしてから行きました
チョット遠いが、いい場所が見つかりました
遠いので長いレンズが必要です
ここでは 、何Km/hくらい出ているのでしょうか
これは上り列車ですが、この手前(成田側)の直線では在来線では
国内最高の時速160Km/hを出す設計になっているはずですが
白鳥は、わずかに増えていたようです 山方向は雲が多く山は見えませんでした
2011年11月13日
この日もスカイライナーを撮ってから行きました
「こちら」をクリックすれば、SkylinerをYOUTUBEで見られます
白鳥は、ただいま約70羽 でも、まだ最盛期の1/10ですね
タマゴの黄身のような太陽が沈んでいきます
富士山は、右手のはずですが、今日も見えず
気象条件がなかかなか難しいです